日を記す

父、英語、漫画、プログラミング、バスケ、邦楽ロック、アニメ、ドラマその他

8/19

相変わらず毎日書くことができない。うーむ、むずい。

 

そういえば、日記を書くにあたりなぜはてブロを選んだのか、自分でも理由を整理しきれていなかったので、改めて考えた。

 

日記を書くときにいくつか選択肢がある。紙の日記。SNS。ブログサービス(はてブロなど)。自分でサーバをたててブログ的なシステムを構築し、ドメインを取って、公開する(これはWebエンジニア特有の選択肢)。

だいたいこんな感じだろうか。

あ、あと日記を書くアプリというのもあるな。瞬間日記とか。

 

というわけで、大別して五種類くらいの選択肢があるような気がしていて、その中で僕ははてなブログというブログサービスを選んだ。

 

その理由のうちの一つは、自分のためだけに書くと言いつつ、誰か読者が居ないと書くモチベーションが続かないということ。

いわゆる承認欲求というやつだろうか。ちょっと違うか。僕のような怠惰な人間は外的要因や外的圧力がないと何もできないので、「読者が少なくとも一人はいる」という状況を作りたかった、という方がより現実に近いかもしれない。

 

もう一つは、テキストサイトやブログに対する憧れがあった、ように思う。今となってはだけど。

テキストサイト全盛期にリアルタイムでネットをしていたわけでないが、侍魂やりどみや探偵ファイルや残鉄剣やろじぱらや一流ホームページ等々を知っている程度にはテキストサイトにハマっていたし、エヴァSSサイトとか読みあさりまくったし、未だに人のブログをよく読む。

なんかよく分からんアフィカスウンコブロガー達(残念ながら自分と同世代や少し下が多い。イケハヤあたりに騙されているのだろう。合掌)のブログは基本的に面白くないので見ていないけど、はてブの上位によく入ってくる人たちの中でも面白いブログはたくさんあるのでちょいちょい読んでいる。

そういう、テキスト一つで人に娯楽を提供できる人たちを、僕はすごくとても大変かっこいいと思っている。好きだ。

(絵日記的なのも好きだけど、テキスト一つで、という言葉を使いたかっただけなので許してほしい)

(誰に許しを乞うているのか)

そういうコンテンツ性あふれた文章を書けるようになる可能性が万に一つでもあるのであれば、全公開の環境で文章を書いてみるのも良いかな、なんて思ってしまったのだろう。たぶん。過去の自分のことはよく分からないけれども。

 

今二つの理由を挙げたが、実はもっと直接的な理由がある。

最近よく読んでいるブログ(というか日記)があり、そのブログを読んでいて、なんとなく自分も書いてみようという気になったからだ。

そのブログに書いてあることは、まあ八割くらいは全然賛同できなかったり、すごくモヤモヤしたりするし、そもそも内容が非常にプライベートで、コンテンツ性も大変に乏しい。

それでも、なぜか読んでしまう魅力がある。

なぜかは分からない。

分からないけど、確信はないけれども、おそらく、僕はその人の「日本語」が好きなのだと思う。

その人は日本語をすごく大切にしていて、書く文章からもそのことがにじみ出ていて、その人の誠実さや真摯な姿勢を感じることができる。ような気がする。

そのことが心地よいと同時に、自分もこんな文章が書けるようになりたいという羨望を抱いてしまっている。のだと思う。

自分の感情を言語化するのは難しいけど、まあこんな感じだろう。

 

僕は物書きについては完全なるど素人だし、何の経験もない。

でも、書き続ければ何かが変わるかもしれない。そう信じて、何でも良いから書いてみようと思う。

この日記はその第一歩でもある。

 

…と、ここまで考えてアカウントを取ったわけではないけれど、このようなニュアンスの感情が頭の隅っこにモヤモヤとした糸のかたまりのような状態で芽生えていたような気がする。うん、きっとそう。

 

この日記の書き方や文体は、その日記に露骨な影響を受けている。

文体を真似しているわけではない(真似できるほどの技量もない)けど、明確に意識はしている。参考にしているというか。

 

日本語とか物書きについての勉強もしてみたいところだけど、とりあえず、文章をたくさん書いて、アウトプット慣れしていくことからはじめよう…。

 

先は長い。